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by asayake_id
ミツバチとジョオウバチ
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scene.1

財布の中のレシートは溜まってゆく一方。
休みの時間が全く合わない親友。
「RE:」だけを延々と繰り返すメール。
本音で話さないよねと言われる。
ログインだけするSNS。
実はこっそりSNSで別ドメインを持っている友人。
家業を継ぐため、東京を離れる後輩。
若きバンドの歌に胸ぐらを掴まれる、年上の男。
楽しみに行った居酒屋の、ほとんど売り切れたメニュー。
乗り換えが増える、終電間近の通勤電車。
銘柄の分からない、「生ビール」。
ベルトコンベアに乗ったかのような健康診断。
真面目に答える意味が無い問診。
滅多に整理されないデスクトップそしてブックマーク。
誰かに会ってるようで誰かに会っていない週末。
会ってない誰かって?と問われても誰にも答えない。
早く床に着こうとも普段より早すぎる故、寝付けない日曜の夜。
知っていることを知らないフリをする会話。
いつしか的を無くしたダーツ。

「ミツバチ」が思う程、
「ジョオウバチ」は「ジョオウバチ」らしくなくて。
「ジョオウバチ」が思う程、
「ミツバチ」は「ミツバチ」らしくなくて。
# by asayake_id | 2006-10-22 22:20 | photo
I Say Yeah!
http://www.youtube.com/watch?v=4JWzjm47zTg

只今、そしてこれからもずっとヘビーローテ。
こんなトラックを作ってしまう坂間D、最高。
# by asayake_id | 2006-09-10 23:03 | text
on the road
on the road_b0044108_1272175.jpg

その先が、見たいから。
# by asayake_id | 2006-07-30 01:29 | photo
LINK!
2年程前にこんな文を書いた事があったんだけど
(この頃の過去ログは基本公開していません)
こちら
今日たまたまエキサイトミュージックでこんな記事を発見。
ACIDMANが須藤元気のデビューシングルをプロデュースするというもの。
詳細


繋がった!


当時から交遊があったんだろうか。
まさに「equal」、まさに「WE ARE ALL ONE」。
いや〜びっくり。
# by asayake_id | 2006-07-05 01:17 | text
Diary20060701
抽選で当たった友人に誘われ、「excite music festival 06」なるイベントへ。

HOMEMADE家族、SOUL'D OUT、sowelu、久保田利伸、KREVA。この内HOMEMADEは入場に手間取り観ていない。背中好きの自分としてはsoweluが観られたのは良かったし、久保田利伸のLaLaLa Love songを聴けて嬉しかった。久保田当人はこういったオムニバスイベントに出るのは実に十数年ぶりと言っていた。当時はパンク、ロックなどを含めた、ジャンルレスなイベントだっただけに、今回の出演者のジャンルがHipHop、R&Bだけで構成されている事は非常に感慨深いようだった。だってまさに開拓者のような人。嬉しさもひとしおだろう。
で、トリを務めたのは久保田ではなく、なんとKREVA。てっきり逆と言う思い込みがあったから、これには驚いた。




そして、俺らにとってハイライトとなった。

彼は普段かなりオレオレなMCをかます。で、今回、自分目当て以外の"マス"を相手にどういったライブをかますのか楽しみだった。流れとしては本邦初公開となる新曲から、キューゼロ、ソノミをフィーチャーした曲などの後、「スタート」に「イッサイガッサイ」で締めた。
ひとりで始めてひとりで締めた。
サイドMCがずっと付く事もなく。
バンドセットを組む事もなく。

キック(ザカンクルー)デビューの遥か前からクラブで観ていたアーティストが、今や武道館をやってのけた。で、今回は代々木体育館。圧倒的多数に観られているという事実。冷める事のない情熱、努力の積み重ねこそが歩みを進めるという、ごく当たり前かつ大切なこと。よくメジャーになると、セルアウトだの言われるけれども、揺るがない目線の高さを持っているように思った。深くコアな層も大事だけども広くマスに観てもらう意味がはじめて分かった(同様にLaLaLa Love songの物凄い盛り上がりにもマスの凄さを感じた)。



「愛・自分博」なんてアルバムタイトルをつけるように、自己主張を強く見せるKREVA。けれども、スタートとイッサイガッサイは、「飲み込む」「堪(こら)える」曲。

個人的には、いろんな事を考えながら聴いていた。
去年に思いを馳せながら。
結局、間違ったのか間違っていなかったのか。

---(キーボードを叩くフリをしつつ)「自分と向き合ったり、ね?」。
「え?」
「なんでもない。」

元気にしてますか?



他にはないラブソング、オレオレなMC、どれもあまりにド・ストレート過ぎて、ひねくれた世代であることに加えてライムスター的視点が染み付いている我らとしては、どうしてもKREVAを茶化してしまう(友人は彼を「王子」と呼ぶ)。裏返せば、自分に出来ない感情表現を出来る人に親しみと尊敬を込めているが故。

いやぁ、カッコいいよ。
# by asayake_id | 2006-07-03 02:53 | text